青い空と蒼い山と碧い海

やっぱり私、走るのが好きだ!未来予報ハシレルヤ

第4回沼津スマイルマラソン【MIRACLE WAVE】

10/29に開催された沼津スマイルマラソンに参加してきました。

レースレポートもかねた自分語りです。

起床

6:00起床。

朝は体重あたり1~2gの炭水化物を摂取するために饅頭1.5個と塩おにぎりを食べた。加えて、パフォーマンス向上作用があると話題のビートルート、習慣となっているEAAを飲んで、会場へ。

公共交通機関の中ではテンションを上げるためにシンフォギアの曲を聞いていた。けれども、次第に戦闘モードに入ってきてしまった為(震えていた)、ラブライブの曲(特にMIRACLE WAVESing! Shine! Smile!)を聞き、リラックスする。

とにかく、この大会のためにそれなりに準備してきたこともあり落ち着かない。twitterで流れてきた現代若者評論などを読もうとしてしまうが、今するべきことではない。余計な雑念を持ってしまう。シャットアウト。そうこうしているうちに到着。

リベンジ

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会場の様子。

自分は9時くらいに到着したのだが、人も多くなく。大井川、金沢、横浜マラソンなどが翌日に開催されることもあってか、ハーフの部も参加者が多くない。

天候は雲一つない晴れ。気温は20℃。走るのでなければ最高のコンディション。走るのには……?

沼津スマイルマラソンの特徴:因縁、コースと気温

さて、この大会についての、自分の因縁とコース情報について。

crossx.tokyo

LoveLive! Sunshine!!の聖地である沼津にて開催されるマラソン大会で、更に近未来ハッピーエンドとゆかりがある中央公園がスタート地点。

ラソンランナーでありラブライバーでもある僕としては、参加したくなる要素に溢れているように見えた。

というつもりで、去年参加した。

聖地で頑張る=Aqoursじゃない?みたいな気持ちと一緒に。

ラソンランナーは走るにあたってゴールタイムの目標を立てる。調子が上がってきていたこともあり、絶対にサブ90出来ると信じていたため、目標は89分59秒。

実際、練習でも4'15"ペースは余裕を持って走れる速度だった。だから、サブ90出来ないとしたら体調不良か、油断か、心の弱さだと。自分を追い込む意味で、サブ90出来なかったら坊主にします、とリアルでも、ネットでも宣言していた。

結果、タイムは1時間34分21秒。目標としていた1時間30分切りに届かないどころか、その遥か後ろでゴールしてしまった。

なんと情けない。聖地で醜態を晒してしまった。

ということで、屈辱の坊主刑を被ることに。

以来、この時期のこのコースでサブ90を達成することが目標だった。で、1年後、チャンスがこうして回ってきたのだ。

今度こそ、なんとしてもサブ90を達成したく、まず敵を知ることから、ということで大会の分析を行うことにした。

コースレイアウトが苛烈

まず、第一の特徴が、楽なように見せかけた苛烈なコースレイアウト。狩野川の河川敷に設定された5kmのサーキットを周回するだけの非常に単純なコースだが、アンダーパスを非常に多くの回数くぐることになるためそのたびインターバルがかかるのだ。

上記はStravaにて描図したコース図であるが、ここから読み取ると、

獲得標高は20 m/周 (流石にそんなにないと思うけれど)、

アンダーパスは8回/周 (最後の登りはアンダーパス→ちょっとの平地→あゆみ橋となるため2回分でカウント)。

ハーフマラソンに相当する距離である21.1 km (=4周) することになると、

獲得標高は80 m

アンダーパスは32回 (実際は距離をハーフに一致させるための追加分があるので34回)。

しかも、このアンダーパスが結構な傾斜なので、ここをスピードで乗り切ろうとすると、瞬間的な強度がかなり上がる。それを34回やるので、平坦なハーフマラソンと比べると、かなり難しい大会であることが分かるだろう。

実際、昨年はこの大会の3週間後に名古屋のド平坦マラソンで1時間26分で走っており、やはりコースレイアウトによる影響はかなりある。

気温が実はそれなりにある

そして、沼津はあつい。もう10月と秋に入りかけではあるのだが、マラソンに至適の気温は15℃といわれており、それと比べるとこの時期はまだまだ暑い。

また、コース上に一切遮蔽物がないため、直射日光を常に浴び続けることになる。そのため、天候による負荷は、実際の気温よが体に与える負荷よりも更に大きくなる。

アップ

という訳で、タイムを出すのに最高、とは決して言えない大会なのだが、去年敗北していたこともあるし、聖地でサブ90を達成しておきたい、という気持ちもあったので、今年もエントリー。

ウォーミングアップとしてはダイナミックストレッチを中心にだらだらと30分くらいやってから、2kmほどダッシュなど。

出走20分前にカフェインを300 mg摂取。これの効きを最大限にするために1週間カフェイン断ちをしたのが本当にしんどかった。

で、10:20スタート。

レース

いつものことなのだが、レース展開などはなく、ただただ一定のラップタイムを刻むことに集中する。

4'15"のペーサーが居たけれど、4'10"前後で走っているハズの僕よりかなり前で走っているので、不思議な現象だなぁとか思いつつ、マイペースで。信じて走っている選手が、実際にはそれよかハイペースなので、次々と脱落していくのを見て、かわいそうに……などと思っていた。

レース中は日光で体を焼かれないようにとにかく水を被る。体がデカいからその分気温の影響もデカいんです、許してください。

そろそろグリコーゲンが切れてきたかな、というタイミングの10 km地点でBeta fuelを摂取する。普通、ハーフマラソンでは補給が要らないとされる。けれども、この大会はアンダーパスによるインターバルが掛かるために筋グリコーゲンも消耗しやすよいよな、と考えて今回は持ってきた。

実際、摂取すると足に力が再び入る感覚があり、持ってきてよかったと。

そこからも、とにかくイーブンペース。調子に乗らない。

終わりが見えてきた残り2 km地点。結構足が回らなくなってきたタイミングでペーサー (+1人) に追いつく。

「全然足残ってますね!」

は?なに言ってんだこの人、と思ったが、そうか、これは喝を入れられているんだな、と認識する。

同時に、このペーサーにくっ付いている選手には勝ちたい!という思いが生じて。

イーブンペースで押していたところから、一気にペースアップ。キロ4。

そのまま死にそうになりながらゴールまで。

見えたタイムは1時間27分代。これは絶対サブ90。ガッツポーズを決めてゴールに雪崩れ込む。

結果

5/57位, 1時間27分32秒, HR 161 bpm

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優勝した訳でもないし、すごい速いタイムだったわけではない。けど、去年の自分との勝負に勝利できた、という点で非常に価値がある大会だった。

微細なコースレイアウトは去年と異なるとはいえ、明らかな成長を得られている。このまま頑張ろう。

余談

サンシャインでは東海地区大会に敗れ、半年後にチャレンジし本選へ。スーパースターでは東京地区大会で敗れ、翌年にチャレンジして本選へ。

一回はぶつかった壁をこうして乗り越えていくことはまさにラブライブ!だなぁと感じております。

じゃあ、彼女たちが勝ち取った本選優勝という結果は、僕にとって何に相当するか。サブスリーでしょう。

ということで。いよいよフルマラソンにおけるサブスリーを視野に入れて頑張っていきます。

 

以上です