青い空と蒼い山と碧い海

やっぱり私、走るのが好きだ!未来予報ハシレルヤ

今年度 (2021) の振り返り

今年度の振り返りを。

 

 

今年度の最初に立ていた目標

ハーフマラソン サブ90

サブスリー

■ ITJ70Kを完走

■ 出来れば故障したくない

 

出来たこと

ハーフマラソン サブ90。再現性を持って4回達成できているので、この走力は確実にある。

■ 草レースで初の優勝。完全に棚ぼただったが、死力を尽くして挑んで勝ち切る経験は堪らない。

■ トレイルレースを2本完走!70 kmのIzu trail journeyは9時間切りが見えるタイムまで迫ることができた。9時間が切れれば立派なトレイルランナー(参加者に向けたリップサービスの部分もあるのだろうが)とのことなので、トレイルランナーになるまであと少し。

■ 5 kmのベストタイムは19'01"まで来ている

■ VDOT: 53.9 (8000, 練習中)

■ 1月頃からストレッチの習慣化に取り組み始め、習慣化することができた。

 

出来なかったこと

■ 故障しないこと。強度・頻度ともに計画的な練習……と書いて違和感。故障したのは計画的だからなのではなくて、練習の柔軟性が無いからかも。

■ フルマラソンサブスリー。持久力の問題から不安はあったが舞台にすら立なかったという事実はしっかりと胸に刻んでおくべきだ。負け癖に繋がりかねない。

 

来年度の目標(3つまで)

■ フルマラソンサブスリー

Izu trail journey 2022 8時間切り

 

その為になにに取り組むべきか?

持久力の向上: 低強度における練習時間を増やす必要がある。採用する練習モデルは、PolarizedでもPyramidalでも良いが、その両者に共通する点は低強度での高ボリュームなので、まずはここを確保したい。

故障頻度の減少: 高強度の練習強度・頻度を減らす。具体的にはCVペースは週1程度、週1でTペースにも取り組み、ポイント練の回数は週2回とする。ここ最近、高強度練習にて受傷している印象があるので、その回の強度が高すぎるのだろう。

厚底シューズ(ここでは高反発クッションとカーボンが搭載された靴のことを指す)の使い過ぎは股関節の故障を誘発するので適切な使い分けが必要となりそう。

 

思う事

後悔と前を向くということ

今年は就職1年目。

この年代では、仕事に熱心に取り組み、帰宅しても勉強し、その結果、寝れない日もあるくらいにハードワークを積むべきである、とされています。その背景には、仕事に対して時間を多量に投下し、必要なスキルを培い、専門職として充分な能力を身に着けるべきだという考えがあります。僕も同じ考えで、仕事のスキルを充分に培わないうちに、ホワイトすぎる職場で働いても、いざという時の急事に対応できないだうな、と思っていました。

しかし、自分にはやりたいことがあった。

競技レベルでスポーツに取り組み、一喜一憂して、なにか大きな目標を達成したかった。そこに向かって努力して・目標を達成している人達はすごくカッコ良かったし、自分もその一員になりたいと思っていたのです。

やり残してきたという思いも。

高校生の頃に自転車競技に取り組んでいたのですが、全然速くなれませんでした。

それからの人生、なにかをやり残してきた感は拭えず。

大学に入ってからは、分子生物学が面白いと思って研究に取り組んだり、また、学部の勉強もそこそこ頑張っていたので、そもそもスポーツに取り組む時間がなかった。

けれども、研究や勉強が行きづまった時、そして、上司とも性格的に合わないと感じ始めた時、そういえば自分はスポーツを頑張りたいと思っていたんだっけ、といつも考えていました。

その思いが出てくると、勉強研究などのやるべきことには熱心に力を注げず。

人生でやり残してきたことに向き合わなければ、自分の人生を悔いることになるだろうなと、考えを固めます。

結局割と暇めな職場を選んで、就職。

練習環境は最高でした。詳細は省きますが、いっぱい練習できました。

結果、沢山怪我をしました。

今年度の最後2か月は結果としてロクに走れていません。来年度の4月もどうかな……。

今年度は後悔か

故障によって思うように速くなれなかった、しかも結果は出せなかった。自身の中で競技者としてのスタートラインであると考えているサブスリーに立てなかった、と、もはや反省ではなく後悔しているところです。

そのくせ、専門職としてのスキルを充分に身につけることができたか?というと……。

今年度、何を得られたんだろうか、と問いを立てると、実は本当に欲しかったものは手に入らなかったような感情があります。

一体どうすれば良かったってお前言ってんだよ

で、どうすれば良かったのかは正直、あまり見えていないのです…。

練習強度を下げて、故障が起こらないようにしたところで、充分な刺激を得られず、結局速くなれない、というストーリーも充分にあっただろうな。

ただ、『狂気とは即ち、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること。』という言葉があるように、今シーズンのように、故障で終わる結果としたくないのであれば、何かを変える必要は間違いなくあるのだろうと推察します。

前を向こう

ここまでネガティブなことを書いてきましたが、前を向かなきゃ進めない。だから、前向きなことを書きたいと思います。

目標を達成することが全てか?

まず、目標を達成することが全てか?ということ。サブスリーを達成すると次はサブエガ、次は……とキリがない。それよりもプロセスを楽しむことが大事。

そう考えてみると、自分は練習を楽しんでいたように思います。日々の走ること、ポイント練で辛い設定をクリアすること、トレイルを旅すること、辛いこともあったけど、楽しかった。プロセスを楽しむ、ということは充分に出来ていました。

今年、何も得られなかったでしょうか?

そんなことはない気がします。

ハーフマラソン93分くらいの選手がチートシューズの助けがあるとはいえ87分位まで縮めることが出来たし、5000のタイムだって40秒くらいは縮んでいるに違いない。ゆっくりだけど前に進んでいることは確かです。

まずは今ある故障を治す事から

いつ走れるようになるのか。お世話になっている整体さんは来週もう一度見てから、と。まだまだ時間はかかりそうだ。

結局、できることをやっていくしかない。退屈だけど。来年度も頑張りましょう。