【1/23~1/29, ビートルートについて文献調査】週間レビュー
#1_week_review #週間練習レビュー
毎週日曜日夜くらいに一週間のマラソン練習を振り返り、反省点を抽出していく取り組みです。3日坊主なのでいつまで続くか分かりませんが、競技力向上の為に続けて行きます。
1週間の練習レビュー
週間走行距離 39.07 km
今週はオフであり練習の詳細などない。
びっくりしたのが、日曜日にウルトラマラソンを走ったものの、
思ったよりはやくそのダメージが回復してきて、火曜日には走り始めてたこと。
調子の悪さ(代謝ダメージ?そんなものがあるのだろうか……)はまだあるけれど
ボチボチ練習を再開していきましょう
Beetroot juiceについて
そもそもビートルートBeetroot?
オーストラリアで人気!栄養価が高い「Beetroot」って? | JAMS.TV オーストラリア生活情報ウェブサイト
真っ赤な色が特徴であり、カブや大根に似ているビートルート。実はほうれん草などと同じアカザ科に属します。砂糖の原料となる甜菜(テンサイ)と同じ仲間で、根菜の中でもかなりの甘さがあります。基本的に暑さに弱く、冬が旬の野菜と言われています。
ビートルートには豊富な栄養素が含まれてます。成分には、
が含まれ、不足しがちなミネラルやビタミンを幅広く補えます。そしてビートルートの成分で注目を集めているのが「NO(一酸化窒素)」。NOは、血行を良くする働きと、血管を柔らかくする働きがあり、血管内での血栓の発生を防ぐ=動脈硬化の予防につながるとされています。このほか血行を良くすることで疲労回復や、基礎代謝向上によるダイエット効果も期待できます。
赤いダイコンでNOを豊富に含む食材と考えていただければそんなに間違っていないかなと思います。
最近、このビートルートが陸上競技力向上に効果があるでのはないか、というデータが出てきているようです。じゃあ論文読みましょう、という話です。
文献
知見
〇 ビートルートは硝酸塩を豊富に含んでおり、そこより生じるNOにパフォーマンス向上効果がある
→ 血管拡張、ミトコンドリア合成、ミトコンドリア呼吸の改善、筋力増強などがメカニズム
〇 0.8 % (50 mile cycling test) ~ 2.7 % (16.1 km TT) くらいのパフォーマンス向上が期待できる
〇 15日くらいまでなら飲み続けていてもパフォーマンス向上効果は期待できそう
〇 低酸素におけるパフォーマンス低下を緩衝してくれるかどうかは議論の余地がある
〇 カフェインとの同時摂取で相加的なパフォーマンスの向上は望めない
→ むしろパフォーマンスを下げるかもしれない。
けれども"下げる"という結論になっている論文ではビートルートによるパフォーマンス向上効果の再現に失敗しており、結論は出せない(私見)
〇 beetroot飲むときは口腔内リンスなしで!口腔内の嫌気性菌により硝酸塩が分解されるため