青い空と蒼い山と碧い海

やっぱり私、走るのが好きだ!未来予報ハシレルヤ

【8/20 ~ 8/26】一週間の練習レビュー

#サタデーイブニングシリーズ #Saturday Evening Series (SES)

毎週土曜日昼に一週間の練習を振り返り、反省点を抽出していく取り組みです

三日坊主なのでいつまで続くのか分かりませんが、

競技力向上のために出来るだけ続けていきたい。

 

練習詳細 (0820 ~ 0826)

土曜 (0820) ジョグ, 16.02 km (avg. 5'17")

日曜 (0821) 2部練, ジョグ 8.78 km (avg. 5'20")

ポイント (失敗), 8.57 km (3'55", 3'59") 

月曜 (0822) ジョグ, 8.19 km

(5'19", 5'25", 5'33", 5'41", 5'38", 5'36", 5'31", 6'38", avg. 5'41")

暴飲暴食

火曜 (0823) ジョグ, 7.28 km

(5'24", 5'31", 5'38", 5'33", 5'27", 5'31", 6'09", WS X 2, avg. 5'34")

水曜 (0824) ポイント練, 3.91 + 10.37 + 3.81 km

(1000 X 5 r:2'30", 4'02", 4'03", 4'02", 4'04", 4'00") 

木曜 (0825) ジョグ, 6.36 km (avg. 5'18")

金曜 (0826) ジョグ, 10 km (avg. 5'20")

Total: 83.29 km / 疲労抜きなし:  83.29 km

 

★ 反省点まとめ ★

・前傾姿勢

・重心の前側で操作する

・イージーで強度を上げ過ぎないこと

 

★ 反省点微細 ★

Espen Tønnessen et al, Sports Medicine (2022) における序論の章にて、著者らはアスリートのパフォーマンス決定因子として以下の5つを指摘する。

VO2 max 最大酸素摂取量

Fractional utilization (該当する日本語が見つからず)

Running economy 走の経済性

Neuromuscular power 神経筋パワー (いわゆる無酸素運動の領域のこと)

Durability 持久力

この中で、脳がマッチョなランナーに軽視されがちな要素はRunning economyである。なぜなら脳がマッチョなランナーは強度や距離を伸ばす事を得意としているが、走の経済性などという難しい単語は嫌いだからである。けれども速くなるためには軽視できない要素である。

ではRunning economyとはなにか?構成する要素は複数指摘されている。

エコノミーを決める因子(Saunders 2004より改変)

from

超理系ウルトラランナーさんは『フォームはエコノミーを決める数ある要素の中の一つでしかありません』と述べられており、まったくその通りだと僕も同意する。けれども、走っている瞬間に意識できるのはフォームのみである。

なので、走の経済性を改善するための取り組みのひとつとして、走っている時はフォームを意識しましょう、ということになる。

ここで1つ問題が生じる。近くに指導者がいない環境で取り組んでいると、間違ったフォームを効率が良いと誤認してしまう。

たとえば、つい最近まで僕は足をとにかく前に伸ばす事が大事だと思っていた。この思考は下腿の伸展動作が惹起するが、重心の遥か前方での接地にも繋がる。これはとりもなおさずブレーキ動作である。効率が良い訳がない。

こういったケースがあり得る訳である。原因にはフォームについての思い込みがあるわけだが、誰も指摘してくれない。じゃあどうするか。

結局常に自問自答するしかないのだが、思い込みが根本にあるとどうしようもないので、指導者の代わりとしてネットや書籍に当たる。色々見てきて、非常にわかりやすいのは為末大学。

ランニングの基本

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陸上競技の目的は前に移動すること。手足を速くあるいは優雅に動かす事ではない

□ 自分が倒れていって(先に出て)足が(後から)出てくる

□ 余計な動作が問題になる

□ 立っている状態で前に倒れて行って足が出てくる、というドリル

前屈やキックなどの問題が出てくる

□ ランニングの次の法則は循環運動

乗り込みの基本

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□ 乗り込みは体験したことないよよく分からないよ

□ 直観と反しているところがある。地面をキックした方が進むんじゃないか?と思ってしまう

□ 乗り込みは地面を踏んづけて前に行きましょう、ということ。実際にはこっちのほうが速いし怪我もしない

□ どうやってやるか。これは動画で紹介しているドリルが参考になる

□ シンプルに自分の脚の上に乗って帰ってくるという動作が大事。地面は叩きにいかないし、膝が動いたりもしない。

 

という訳で、日々勉強しましょうという話でした。